透明な不透明
昨日、大阪のJazzのライブハウスで久々に色々と語り明かしてしまった。お互いどのような過程を経てきたかわからないが、全く初対面ですごく話が通じる人達がいる。相手の方が色々と上手だったりする訳で、その話を聞き出すのがおもしろい。
周りを見回して「見やすいもの」は沢山転がっている。商品の値段が端的にそうだ。店に行って、値段の書いてないものはない。或いは商品を開発した企業が発信している情報は、情報発信に長けた企業ならすぐに私たちのもとに届く。
逆に、その商品がどのような過程でできたのか、それによってどのような影響を与えているのか知ることはものすごく難しい。自分の今使っている紙がスマトラゾウの生態系を破壊しているか否かなどどうやって知りようがあるのだろうか。
このことはある程度一般論だとは思うが、それじゃあどうするというところは人それぞれ考えがある。昨日話していて思ったことは、この一見透明に見えて実はほとんどが不透明なヒトとモノの連鎖を何らかの形で再度繋げる必要があるということだ。
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